歯の根っこの治療(根管治療)について
枚方市の北川歯科院です。
今回は歯の根っこの治療についてお話ししていきます。
むし歯が大きくて歯の神経が痛んでしまっている、または昔歯の神経の治療した歯が膿んできて再治療が必要になった。そんなきっかけで歯の根っこの治療をする必要が出てきます。
歯の根っこの神経の治療は大きく分けて「抜髄」と「感染根管治療」とがあります。
この二つの違いや、なぜ根っこの治療が回数がかかったりするのかについて、なるべくわかりやすく解説していきます。

抜髄治療について
本来歯の神経は、無菌状態で歯の内部に存在するのですが、歯にできた大きな虫歯や、歯にヒビが入った、外傷で歯が折れてしまったなどが原因で、歯の神経が細菌感染を起こしてしまいます。
歯の神経が細菌感染を起こすと、症状として歯がしみたり、ズキズキ自発痛がでたり、噛んだら痛いというような症状が出現します。
こういった場合に歯の神経に感染が生じている部分を除去する治療が抜髄治療となります。
いわゆる神経を抜く治療になります。
歯の神経を直接触るわけですから、当然痛みが出ないようにしっかりと麻酔を効かせ、なるべく痛みの出ないようにして処置を行います。この麻酔ですが、歯の痛みが強い場合(ズキズキ痛いなど)はどうしても効きづらくなてしまいます。なので、できるだけ痛みが引いているうちに処置をすることが、歯科治療に置いて痛みを少なく治療が受けられるコツでもあります。
歯の神経は歯の中央に1〜4本ある根管と呼ばれる管の中にあります。それぞれに神経が通っていて、それらを確実に除去しないと、数年や数十年後に神経の残骸が膿んできたりします。
根管(歯の神経の入口)は細いものだと0.1mm程度の小さな穴です。そこにまち針のような細い器具を通して、煙突のすす掃除をするような要領で歯の神経の炎症を起こしている部分を除去していきます。
根管は非常に複雑な形をしており、同じ歯でも人によって根管の数や形が違っており、それらを確実に治療して除去していかないと、治療を終了してから痛みが再発したりします。その歯の小さな穴を一生懸命治療するため、どうしても治療に回数や時間がかかります。

治療の期間中は歯に汚れやお口の中の細菌が入らないように、仮の蓋をしておりますが、長期間治療途中で放置すると、仮の蓋の隙間から細菌感染が再度起こり、行った根管治療が全てやり直しとなってしまいます。
万が一仮の蓋が取れたりした場合は、歯科医院を受診することをオススメします。
感染根管治療について
感染根管治療は主に、以前に神経の処置をした歯が、なんらかの原因で再感染を起こしその原因除去を行う治療です。
神経の残骸や上の被せ物や土台の隙間から細菌感染することが原因で生じます。
感染根管治療は以前の抜髄治療などで根管の中が一度形成されていたり、炎症の強い部分は石灰化し、根管の入り口が非常に狭くなってしまている場合も多く治療自体の難易度が非常に高くなります。
感染根管治療は根の中や根の外に出てしまった炎症性物質や膿を、何度も根管の中から洗浄を繰り返して徐々に良くなる状態ですので、なかなか治療が思うように進まないこともあります。
一度感染が起こっている歯の治療を行いますので、性質上治療途中に腫れてしまったり、痛みが出ることもあります。その場合は対処いたしますので、ご連絡いただけましたら幸いです。
根管治療は再治療になることも多い治療の一つです。できることなら歯の神経をとるような虫歯を作らないことが1番の予防策だと思いますので、なるべく小さな虫歯のうちに対処することで、ご自身の歯を守っていければ良いと思います。

北川歯科医院では、定期検診をしっかりと行うことで、将来残していける歯を守るようなお手伝いができればと思っております。
定期検診はご家族でも受けることができますので、お子様連れでも安心して診療を受けられるような環境作りを行っております。



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